芝居をやってみたいと思ったところで、どうしたらいいか全くわかりませんでした。どうしたら俳優になれるのか?そもそも、狭き門と聞く俳優の仕事にはなにがあるのか?俳優と役者の違いは何か?わからないことを少しでも解消するために調べました。
やりたい気持ちはあるがスタートが切れない
知り合いの紹介で入る選択肢が無かった僕は、片っ端から事務所、劇団、養成所、ワークショップをネットで調べました。
『日本の劇団一覧 – Dictionary, Sensagent』
想像以上に芸能事務所が多いことと、それ以上に俳優さんが多いことに衝撃を受けました。この中でやっていくことの不安が調べれば調べるほど出て来て、始める前から諦めそうになりました。しかし、それと同時に厳しい世界ですが魅力を感じたのも確かです。一通り調べると好きな俳優さんや事務所のカラー、個性的な劇団があり選択肢が増えました。
イメージをつくる大切さ
やりたいと思うからには誰もが演じているイメージを持っているはずです。僕は調べながらイメージを膨らませました。まずは映像ではなく舞台を経験したいと思いました。正直に言ってしまうと舞台は見たこともなかったのですが(笑)理由は単純に『演技の基本は舞台』とどこかで聞いたからです。そして最終的には映像演技もやりたい。リアルな演技を学びたい。おそらく歌と踊りは苦手だと思う。などなどイメージが膨らんでいったことを覚えています。
選ぶ理由を見つける
僕が選んだ場所は劇団の研究生のような若手育成に力を入れた所でした。(現在は行っておりません)当初とは違った形で活動しておりますが、僕の大好きな作品を上演し続けている歴史ある劇団です。演技に対する考え方、演技観に惹かれ始めることにしました。自分のやりたいことが出来る環境が見つかった瞬間でとても嬉しかったです。