今、ウェブサイトやSNSなどで動画が多く使われています。動画は企業の宣伝や個人のPRにとても有効ですし、多少の知識があれば個人でも少ない機材でクオリティーの高い動画を作ることが出来ます。
プロ仕様の質の良い撮影機材が安く手に入り、それに必要な編集ソフトも安く手に入る。勉強方法はネットで学ぶことが出来る。そんな時代だからこそ、自宅で録音編集したものが商品として納品することが可能となりました。
僕も宅録を始めてみて、その需要の多さに気づきました。そして、自分の声を聞いて編集することによってナレーションのスキルアップにつながっています。
当時は右も左もわからずに録音機材を購入し、収録をしました。そしてまず最初にボイスサンプルを完成させました。今回は僕が始めて購入した録音機材をご紹介します。最低限の機材と費用で購入しました。ネットや友人や電化製品の店員さんと相談して購入したものたちです。
オーディオインターフェース
TASCAM US-322
13000円前後、秋葉原のヨドバシカメラで購入。
オーディオインターフェースとはPCとマイクを繋ぐものです。もちろんPCだけでも録音、再生は可能ですがPCでは性能が悪いため「サー」というノイズが入ります。オーディオインターフェースはノイズを極力無くし、さらに性能の良いマイクの接続を可能にする、言わばPCのサウンド機能を強化をする周辺機器です。
ナレーションに適したマイク(コンデンサーマイク)の接続を可能にするファントム電源供給が可能なインターフェースの購入をオススメします。
PC
MacBook Air 13インチモデル
112800円(税込)アップルストアより。
録音時のモニターとして使います。また、編集でも使用しますが全てこのノートパソコンで大丈夫です。
マイク
SENNHEISER E835
9000円前後、秋葉原のヨドバシカメラで購入。
コンデンサーマイクを買うか、ダイナミックマイクを買うか、とても迷いました。コンデンサーマイクが絶対的に良いとは聞いていましたが、自宅での録音のため、周囲の雑音をどこまで拾ってしまうか予想ができませんでした。防音された部屋でしか使うことができないと思っていたのです。(今現在はコンデンサーマイクをメインに使っています。心配していた雑音も録音環境を整えれば問題ありません)
店員さんのオススメで購入を決めました。
マイクスタンド
キクタニ KIKUTANI DS-28 (ミニマイクスタンド)
2500円前後、秋葉原のヨドバシカメラで購入。
椅子に座って録音したかったためミニスタンドを購入。当時はダイナミックマイクを使用していたため角度の調整が自由に効くものにしました。収録は姿勢を良くし、肩の力が抜けた楽な状態で行わなければいけないため、このスタンドは非常に使いやすかったです。
コンデンサーマイクを使用する時は上下の調整が必要なため別のスタンドを使用しています。
ポップガード
キクタニ KIKUTANI PO-5L (ポップブロッカー)
2000円前後、新宿のヨドバシカメラで購入。
同メイカーのマイクスタンドとも相性が良く、ダイナミックマイクでの収録に使用しています。
しかしコンデンサーマイクを使用するときはアームが自由に動くものを使います。マイクとポップガードの距離を調節できるものが好ましいです。
ケーブル
最後にマイクとインターフェースを繋ぐケーブルを購入しました。僕は机の上に全ての機器を揃えて収録するため、ケーブルはなるべく短いものを使用しています。